Polygon ZkEVM

 Polygon ZkEVM

最初編集日5/15


▸概要

非常に大まかですが、Polygonチェーン(あるいはPolygon POSチェーン)とはEthereumから独立したサイドチェーン(POS)を作りながらEthereumとブリッジ形式でつながりを持っているハイブリッドブロックチェーンです。互換性が高いですが、サイドチェーンであるため使っている基軸通貨は$ETHではなく、$MATICです。

これに対し、Polygon LabsはPolygon ZK-EVMをも開発していて、3月の終わりぐらい(3/27)でメインネットにローンチしています。現在は早期段階でチェーン全体のTVLがわずか2.8Mドルぐらいしかないです。現在のランキングでは98位となっています。



▸独自トークン

独自トークンを発行する可能性はほぼないです。ガストークンは$ETHを使い、ステーキング、ガバナンスは$Maticを使うとのことです。

Docsより



▸エアドロ示唆

・ツイートリンク

https://twitter.com/sandeepnailwal/status/1656262074950094850


ローンチしてさほど経っていないこともありますがこれほど惨憺なデータに対処するために
PolygonのファウンダーであるNailwalさんはエアドロを示唆していましす。

その原文は上記のリンクよりご覧いただけます。


4日前にあるTwitterのKOL(@mrjasonchoi)が次のように発言しました。(私の訳、色々付け加えています。)

「独自トークン未発行のZK系L2であるZksync Era及びStarknetのTVLは200Mドル以上あるのに独自トークン発行しないPolygon Zk-EVM(一般的にエアドロの期待値が低いとされています)のTVLはわずか2.8Mしかない。本当のデマンドとただのハイプの差はとてつもないです。」


これに対しPolygonのファウンダーNailwalさんは

「物事が成熟するまでには時間がかかる、現在のL2のトップであるArbitrumも一年以上の時間をかけてやっとこれほどの発展を遂げたのです。私たちのPolygon ZK-EVMもこれからしさらにアップグレードしていきますので期待しててください。また、すでにトークンがあるブロックチェーンがエアドロしてはいけないというルールはないのでどうなるかはわかりません。」

と発言しています。




▸疑問点

独自トークンを発行しないのであれば現存するトークンからエアドロすることになりますが。Polygonの$MATICトークンの92%はすでに市場で流通しています。(Circulating supply)もしエアドロするのであればどこから資金を調達するのかが不明です。そのため期待値を少し下げています。

なお、オンチェーンのデータは先ほどのエアドロ示唆ツイートが発表されて以来およそ二倍近くTVLが高騰しています。



▸やること

・ブリッジ

https://wallet.polygon.technology/zkEVM-Bridge/bridge (オフィシャル)

https://www.layerswap.io/ (layerswap)

https://www.orbiter.finance/?source=Ethereum&dest=Arbitrum (orbiter)


オフィシャルブリッジサイトをアクセスするとそのままメタマスクの接続が求められます。指示通りにzkevmチェーンを追加してからブリッジすることができます。スクショのようにI Understandと入力する必要があります。大文字小文字は関係ないです。


メインネットからの直ブリッジしか指示していないですが、いつもいう通りオフィシャルブリッジは期待値が高いです。

別の第3パーティのブリッジサイトはOrbiterやLayerswapがあげられます。これらはL2からのブリッジを支持しています。使い方は何度も紹介しておりますのでここでは省略します。必ずPolygon Zkevmにブリッジしてください。(Orbiterの場合Polygonにもブリッジできますので間違えないようにしてください。)使い方わからない方はこちらの記事サイトのホームページでLayerswapもしくはOrbiterと検索したら関連文章が出てきます。


期待値は3★+〜4★です。下には推奨PJの一覧とやり方を書いております、これまでの概要を読んで(自分なりに調べることも推奨します!)から自分でどれほどの額を入れるか判断してください。

私が推奨するブリッジ額は50~200ドルです。ガス代がやや高めと感じています。


・Quickswap

https://quickswap.exchange/#/swap?swapIndex=2

Polygonメインのスワップサイト、現在Polygon Zk-EVMでもデプロイされていてトップDEXです。ETH→Maticへとスワップしてください。続いてPoolでETH+Maticで流動性を提供sてください。Polygon Zkevmのエアドロはまだまだ先と予想されますので(もしあるのと仮定すれば)入れた額は一年間ほど動かさないことを推奨します。大体20~100ドルほどを入れてください。

TVLはひとつのプロトコルにロックされている資金の総額のことを指していて、チェーン全体のTVLは個別のプロトコルの総合になります。このTVLが色々の指標になりますが、Polygon zkevmの現在のTVLが極めて低いので流動性提供者が優遇されると予想されます。


・Antfarm

https://app.antfarm.finance/

早期のPJであり、いかに流動性提供者の収益を高めるかを徹底的に検討したPJ。要するに主流のDEXは0.3%ほどの低い手数料で大量のスワップを消化し収益をあげているのに対して、AntFarmは1〜50%の手数料を取って、アビトラする人をメインな客層としています。(10%のAntfarmのプールでETHが1000ドルとする、別のCEXでETHが1200ドルで取引されていたならば10%の手数料を払っても得だからスワップするというシステム。)流動性(TVL)はないというよりも重視していないプロトコルです。

お勧めはここでスワップするのではなく(手数料が一般のDEXより高いので、もちろん少額の方はさほど気にする必要はないです)プールに流動性を提供してください。先ほどのMatic/USDCのペアや他のペアでも大丈夫です。

重複になりますが、プールに入れるトークンの調達は別のDEXでやってください。


・Layer3

https://layer3.xyz/quests/introduction-to-zkevm

一度オフィシャルでブリッジすれば完成です。

to solve ethereum scalability issue

mir and hermez

execution environment...

74,000

が答えになります。

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