SWELL LSD

SWELL LSD

最初編集日5/10


・Twitter

https://twitter.com/swellnetworkio/status/1656199080027242496

・Docs

https://docs.swellnetwork.io/swell/what-is-swell



▸概要

SWELLとは去年から成立したLSD(liquid staking derivitives)サービス。つまりETHをステーキングするのですが、それがロックされている状態で使えないということではなく、ステーキングしたETHとほぼ同価値のLSDトークンが発行され、そのトークンは別のERC-20規格のトークンと同じように価値があり、トレードもできます。

基本このLSDサービスもLIDOと非常に似たようなものですが、エアドロがあるとWhitepaperに明記されてあります。

ですが、LSDは基本自分のETHを他人に管理させているというわけですのでリスクはあります。ETHのステーキングについて非常に詳しく書いた記事はこちらの記事サイトのHPに戻り一度Ether.fiを検索すると出てきます!


▸Stakingについて

先述の通り、Ethereum ネットワークが去年の9月でPOW→POSに切り替わって以来ステーキングすることができるようになっています。LSDを使うことでステーキングに下限がなくなります。

では私たちのような個人投資家のステークしたETHは具体的にどういう風に収益を産むのかを詳しく話していきます。

個人投資家よりETHの入金を確認できたらSwellからETHと同価値のswETH(現時点で同価値という意味です)が送られます。このswETHはいわゆるLSDトークンでトレードもできます。このswETHはそれぞれのステーキングされたETHを代表します。

どれほどステークしたとしてもswETHの総額は変わらないのですが、swETHの値段は時間が経つにつれ変わっていきます。これはいわゆるinterest rate bearing token(Yield bearing tokenや reward bearing tokenとも呼ばれます)です。(持つことで値段が増えるトークン)。

このトークンをbalancerといったDEXでスワップをしてやっと利確するというわけです。

下記のスクショがETH対swETHの交換表です。(目安)


全てのswETHは同じで価値は増え続けます。Aさん私Bさんの順でここでStakeしたとします。すると一番swETH対ETHの安い時期にAさんがStakeしたのでAさんは価値の増え続けるswETHを私より多くもらえるわけです。Bさんはもちろん私よりも遅い時間でStakeしたのでもらえるswETHの量が少ない。

この形式のInterest-Rate BearingトークンはLSDの中ではあまり主流ではなく、斬新な接し方です。

現在LSDのトップであるLidoはRebasingトークンを使っていて、価値が増えるのではなく量が増える形式になっています。量が一定ではないのでDEXでのトレードが不可で一度ラップしてwstETHといった形でトレードします。これはあまり便利とは言えません。ですがswETHは示したように量が増えず、価値が増えるのでそのままDEXで使えます。(現在オフィシャルの推奨DEXはBalacerといったところです。)



▸現在のTVL

7500ETHほどがステーキングされています。14Mドル弱です。

Duneより


▸監査

・外部監査レポートリンク

https://github.com/SwellNetwork/v3-core-public/blob/master/Audit%20Reports/Sigma_Prime_Swell_Network_Security_Assessment_Report_v2_0.pdf


有名なsigma primeによって監査されてます。見つけられた脆弱点(vulnerability、ハッキングされる可能性が高い点という意味)は修復済みで安全度が高いと言えます。


他の考えられるほぼ全てのリスクもわかりやすくSwell側が提示していますので、不安な方はこちらをご覧ください。



▸投資者(Backer)


SeedラウンドでFramework, Apolloなど有名VCから3.5 Mの資金調達に成功。


▸エアドロ/DAO

LSDはあまり興味がないという方もたくさんいますので早速本題のエアドロに入っていきます。

トークンは確定で、DAOも確定されています。(こちらのページに詳しく記載されています。)


「Swellはネイティブトークンである$SWELLを発行します、詳細は時期に公開します。」

「用途はガバナンス、エアドロといった手段を通してプロトコルにインセンティブを与える役割など。」


現在だとまだ早期参加者に入ると私は認識しています。下記のスクショはOfficialが5日前投稿したもので、大意は

「もしこのツイートを読んでいる場合、あなたは早期参加者の一人です!早期参加者は真珠をもらえるのでしょう!」


上記のツイートの言っている真珠(Pearls)は一体どう言ったインセンティブなのかはこちらのチャプター1のカウントダウンが終わってから公開されるとのことです。おそらくエアドロの権利ではないかと予想していますがもちろん外れの可能性もあります。



▸やること

・オフィシャルサイト

https://app.swellnetwork.io/


現在はイーサリアムのメインネットでのStakeしか支持されておりません。まずメタマスクのネットワークをメインに切り替えましょう!

続いてステーキングしたいETHの額を入力しステーキングします。

ステーキング最小額は0.01 $ETH、推奨額は0.25~1 $ETH

私による推奨額は目安としてみてください。最小額を超えているのであれば金額は自由です。

1ETHに対し0.97swETHしかもらえないのはswETHの値段が増え続けていて、現在もETHより40ドルほど高いからです。


これで完成です!

もしETHに変換したい場合はbalancerでスワップできます。




▸サマリー

今は早期参加者と言われていますがエアドロがされる確証ではないです。今回はローリスクなエアドロ狙いよりはやはりリスクの高い行為です。
自分で判断して資金を投入するかどうかを決めてください!
また、今からだとSwellは手数料を取らず、リワードの100%をステーキングしている人に還元するキャンペーンをやっています!終了日時は未定です。



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