Base OP Superchain
Base OP Superchain
编辑日 8/25
▸概要
・声明原文
https://optimism.mirror.xyz/Luegue9qIbTO_NZlNVOsj25O1k4NBNKkNadp2d0MsTI
昨日でOPとBaseは共同声明を出し、具体的にはBaseチェーンのガバナンスのやり方につていです。これはOPスタックの全てのエアドロに関わるのでしっかり解読する必要があります。
まず声明の中で具体的に何を言ったのかというと、OPスタックを使って開発したチェーンは今後どのようにOptimism Collective(エコシステムを促進するためのもの、予算委員会みたいな権力を持っています)と関わっていくかという事を明示してくれていると思います。
BaseはOPの技術を使って開発したL2であります。L2であるとTx手数料が収益になります。L2はTxをL1に投稿し、ネットワークを可能にしています。
「L2のTx手数料−L1へのTx投稿費用=実際儲かる金」

この中、OPとBaseが合意に至った今後のプランは
ベースは新たにトークンをローンチしない代わりに、OPトークンを使ってガバナンスを行う事。
また、BaseはSequencerの収益の2.5% もしくは ネットワークのTx手数料収益の15%の両方の中、大きい方を取って、OP Collectiveに支払う事です。また、Baseチェーンへの何らかの変更は、OPとBaseの二つの主体の合意がないとできなくなります。
これに対し、OPはBaseにガバナンス権を渡します。具体的にいうと、1.18億枚の$OPを6年にわけ、Baseにそのままあげるという形になります。なおこれらのトークンはガバナンスのみに使ってねとOPは勧告しています(強制的な措置は取られていないため、Base側が売ろうとしたら理論上可能?)。
こちらの1億余りのトークンはOP分配のこのエコシステムファウンドの未決定の部分から出ると思われます。
またOPスタックを使って開発されているL2のチェーンはBase以外にZora、Debank、GitcoinのL2があります。
これらはBaseと違って、そこまでOPと緊密にコラボしていないともいえますので、また別の道を歩んで独自ガバナンスを出すのかもしれませんし、Baseと同じことをするかもしれません。
・まとめると
OPはBaseのガバナンスをも担当するので、Baseが独自トークン出すのを期待するのは不現実になってきています。
この1.18億枚分の$OPはエアドロされるかどうかは気になるところと思いますが、おそらくガバナンスとしての利用され、エアドロはOP側が計画するのではないか。
独自トークンローンチしない代わり、次回のOPエアドロはBaseをはじめとする、OPスタックを使ったチェーンの利用者にも結構の割合がいく可能性が大きい?(BaseチェーンをOPのスーパーチェーンエコシステムに加入させるので)
・OP所持
本文はこの声明をOPのエアドロと緊密に結びつけ考え方を示したのですが、実際それがメインじゃなく、OPの所有者から金を絞りとる事が目的で出された新たなストーリーの可能性もあります。
OPのスーパーチェーン構想にBaseチェーンが必死にバックし、これとL2トークンを暴騰させる効果が期待されているcancunアップグレードでOP所持者から金を搾取しようという見方もあります。
悲観的に考えれば、このいわゆるスーパーチェーンやOPの3ラウンド目のエアドロはただの匂わせであり、実際ラウンド2と同じようにしょぼいものにして、Tx費用で稼ぎまくります。その上、ハイプを作り、OPの所有者からも金がもらえるというPJとVC側に取っての一石二鳥戦略とも。。
・L2ランキング
ちなみに今L2を毎秒のTx数を統計して、ランキング化したものはこちらになります。(8/10 by Cryptorank)Starkはスナショが取られたと噂されてますが、オフィシャルアナウンスメントが出るまでやっておきましょう。
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