複垢のやり方について

複垢のやり方について

編集日 8/14


▸概要

現時点のエアドロはもちろんまだ利潤はあると思いますが、しかし利潤を最大化をするためには複垢を行う人も多数いらっしゃいます。その際にはいくつか注意すべき点やコツがありますので、こちらの記事を通して伝えていきます。

・作るべきアカウント数

・シビル

・メンタリティー

https://www.spydra.app/blog/all-you-need-to-know-about-cryptocurrency-airdrop


▸アカウント数について

結論から言うと必ず自分が管理できる程度のアカウントとKYCに必要な資料の調達人数上限を考慮して数を決めてください。

最近のエアドロでは、Twitter、Discord、Gmailなどの重要性がどんどん増してきていて、また最近ではGitcoinパスポートなどが導入されました。これらのシビル対策に対処するのに最も重要なことは自分のマネージできる程度にアカウント数を限定することです。

非常に簡単な例ですが、10垢をやって結局エアドロを受けたのは3垢の場合と3垢やって3垢全部受けた場合の時間コスト、ガス代などを考えるとその差は結構でかいと思います。

自分の管理できるアカウント数の意味とは、体力的に1日何時間ほどTx作りに専念できるかと言うことです。1垢1日1PJを触るのに一番少なくても15分ほどの時間が必要ですので、フリータイムが3時間、触ろうとしているPJが10個以上であるとせいぜい2垢ぐらいが限界でしょう。

また、KYCとはもっと軽い意味でのKYCを指しています。Twitter、Discord、Gmailは結構Waitlist系に重要になってきますので、それらを調達できる上限はあると思います。これも自分の能力範囲を超えた垢を作らない方がいいです。一番おすすめなのは家族や親友分の垢数のみ作成するということです。

普通の人であると大体5〜7垢ぐらいかなと思います。



▸シビル

・シビルとは?

エアドロ界隈でいうシビルとは複垢を作ってエアドロを狙おうとする人たちです。まさにこの記事でやり方を伝えようとしています。


・資金関連

非常に簡略で言うと、大前提は資金の関連をつけないということ。小さいPJであると資金の流れを調べないことも考えられますが、ブロックチェーン系、インフラ系(L0)がもしエアドロをするのであればできるだけ売り圧を軽減しようと努力するのでシビル排除に結構力を入れると思います。

資金の関連をつけずにメタマスクを始めとする自己保管式のウォレットに入金するのにはどうすればいいかというとバイナンス、OKXなどの中央集権型取引所(CEX)を利用することです。

下記の写真を参考にしてください。

1、調達する際は一つのCEXより送金してもいいですし、何個かのCEXより送金しても大丈夫です。もちろん複数のCEXより送金した方が安全です。

2、これはメタマスクから利確する時です。特段なことない限りは他のCEXへの送金を最小限にした方がいいです。利確する際、今後またこちらのメタマスクを使用する意図があるのであれば、必ずCEXとメタマスク一個ずつ対応してください。(2個ずつでも大丈夫と言う見方もあります。そこはPJの判断が全てです。)

下記のがダメな例です。
1、メタA→B→Cのように電車型送金
2、メタAを蜂の巣として複数垢に送金(シビルの典型の典型)
3、メタABC→一つのCEXに送金(蜂の巣型)




これさえ把握しておけば資金的な意味でのアカウント間の関連は概ね大丈夫でしょう。

・IP

大前提はIPと言うのはブロックチェーン系は調べないでしょう(80%の確率で調べないと思われます)

インフラ系であるともしかしたら調べるかもしれませんが、先例はほぼないです。

どういったPJがIPを調べるのかと言うと個別で違ってきますが、スマホにインストールする必要があるものです。例えばOverprotocolなどは仮にエアドロをするのであればIP、設備などが保存されるとPrivacy条項に書いてありました。

一番いいのはPrivacyを一度読むことです。

例えば例としてStargate のPrivacy policyを読んでみると、IPは絶対に保存していないと書いています。(写真をタップすると拡大して見れます。文字小さくて見ずらいと思います)

対比にTwitterのものを見てみましょう。基本赤線の通り、全てが記録されます。IP、過去に行った場所、使っている設備、ブラウザー名などなど。

気にする方はアカウントの数を追求すると言うよりも質を追求してください。今回の記事は大体5〜10個ぐらいの複垢向けです。20ぐらいになるとProxyで契約するのか、VPSの購入が必要です。

小規模であると、一つのIPに3個ぐらいのアカウントを結びつけるぐらいまでは大丈夫じゃないかなと思います。IPの変え方はテザリングしてつなげることと、Wifiを使うことです。自宅のWIFIは独自のIPがあり、テザリングも契約会社のIPになります。

googleでWhats my ipと検索すると現在のIPがわかります。

これは私がテザリングしている時です。


Wifiに切り替えると全然違うIPになるのがわかるかと思います。(長さも文字も全部変わります)



・オンチェーン行為について

本当に小さいPJ(HOPであったり、Stargateの20分の1ぐらい?のユーザ)は必死にオンチェーン行為を見て大量にシビルを排除しましたが、レイヤーゼロほどのPJはオンチェーンデータは指数的に違うわけでオンチェーンデータの分析も難しくなってきます。しかし一定のことができます。

1、全ての垢で全く同じPJを触らない、一部Stargate 、一部ZKSだったり。
2、毎日決まった時間で触らない
3、LPをする(リスキーだが、LPが奨励されることが多くなってきています)
4、ETHメインネットで何らかのTxを残す
5、できるだけ早くアカウントを作る。
6、資産を多くする、1垢0.5ETHを目安に。


上記の小タイトルの3点、IP、オンチェーン行為、資金の流れについて把握しておけば排除されることはほぼなくなるでしょう。その上、KYCできる垢に限定することで仮にそれが要求されたとしても対応できます。


▸Gitcoinパスポートやその類について

Gitcoinパスポートは触ったことがある方はわかると思いますが、本当に頻繁的にルール変更したり、バグが生じてうまく認証されなかったりします。もし大きなPJがそれを採用するとなった場合本当にサイトクラッシュしないのだろうかと心配しています。

憶測ですが、こう言うパスポート類は中小PJに採用される可能性はありますが、大PJは独自シビル対策システムを開発するでしょう。

また、本当に採用されるってなっても必ず準備期間があると思います。

今の所もっておいて損はないです。



▸メンタリティ

エアドロをするPJは山ほどありますので踏みはずれ、あたりがあるのは当然なことです。現時点はまだブルマーケットになっていないので、種まきのいい時期だと思います(少なくともDefiにとっては、BTCはすでに入ったと言う見方があります)。

また、多くのPJ触るのはいいですが、定期的に触ることは本当に大事だと思います。触るPJをExcelシートに保存して、月や週の始めに目標を立てて頑張ってください。

また、エアドロにオールインすることは本当に精神的にきついので、やはり仕事の方がメインで、エアドロ狙いが副業という位置付けがいいでしょう。





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