Helio Protocol

 Helio

編集日:9/4



▸Crypto の2大VCについて

投資したPJ数/エアドロ出たPJ 数でトップにいるVCはなにかご存知でしょうか?

エアドロ数が一位なのはCoinbaseですが、投資数を合わせて考えると一位はダントツでバイナンスラボになります。

(データはCrunchbaseより、精密に数えたというよりも大雑把なデータになります。また、VCは全ての投資を公開しているわけではないです。)

・Coinbase Ventures:338回の投資の中、15個のエアドロPJ、割合は4.4%


・Binance Labs 114回の投資中、13回のエアドロ、割合11.4%

今年だけで考えるとこの2件のどれかが入っているのが90%まで上がります。

Arkham, Space ID, Maverick, Sei, CyberConnect, Connextの中、Cyber抜いて残りの全てはBinance、Coinbaseが関与。

今後も注目していきたいPJは

Farcaster, ZKSync, Satrk, ZKpass, Layerzeroなどがあります。


・Helio Protocolについて

今回紹介したいPJはBinanceラボがリード投資しているHelio Protocolというレンディング系のPJ になります。






バイナンスより10M ドルの戦略投資を受けたことを先月の10日に公開しました。去年に一度大規模ハッキングされたことがあります、これから回復することができたこと(被害を受けたユーザに資金返還をしています)で資金力、チームの強さを示していると思います。

このハッキング自体の主な責任はHELIOにあるのではなく、Ankrと呼ばれるプロトコルにありますので、それを利用していたHelio が連帯で損を受けたみたいなものです。

$HEYトークンもこのハッキングの件で一時期大暴落しましたが、現在はCMCでもわかる通り、しっかり回復しています。




※今回のエアドロは資金を入れる必要がありますので、リスクも伴ってきます。

BNBとBUSDが価格維持できなくなった場合、それを基礎にしているHAYトークンないしHELIOプロトコル自体も崩壊します。

またプロトコル自体がハッキングされることによって担保にしていたものが損する可能性もあります。これに関してチーム側は業界で最も有名な監査会社4社に複数回の監査を頼んでいますので、大丈夫じゃないかなと個人的に思っています。


▸Helio Protocol概要

BNBチェーンの資産を担保($BNB)にして、Helio protocolの独自ステーブルトークン、$HAYを借りて色々経済活動をするプロトコル。

ステーブルコインは大きく分けて法定通貨とペッグしているものと仮想通貨とペッグしているものがあります。

現在の主流のUSDC、USDTはドルとペッグしているもので、一方DAIはMakerdaoが作ったもので、金庫にETHをロックすることでDAIがミントされ、常にロッキングされたETHと引き換え可能にしていることでDAIのペッグを保っています。



このHelioによる$HAYはDAIと非常に似ていて、ETHを担保ではなく、$BNBを担保にして$HAYをミントできます。



清算リスクを軽減するために、ボラの大きいBNBトークンは価値の66%をしか貸し出しできないようにしています。


要約すると過剰担保により、清算リスクを軽減し、DAIと同じメカニズムでステーブルトークンを作り上げたプロトコルです。


・DAO

先ほど一個言っていないことがあり、$HAYはDestablecoinであるということです。これはUnstable(ステーブルではない)ではなく、Decentralized Stablecoin の略になります。Roadmapで明確にDAO化することを明言し、ガバナンストークンは$HELIOであり、これはユーザインセンティブの可能性もあります。

※エアドロするかどうかは明言していません。





▸エアドロストラテジー

・参加人数について

今L0とかZKSとかファーミングされまくっていて、300万人ぐらいのユーザをこえていますが、こちらのプロトコルの元となるトークンのHAYは1.5万人ぐらいしかHoldしていないのも結構熱いと思います。



・Helioのキャンペーンについて

Galxeのキャンペーンをやっていて、そちらの方をこなすとポイントとOATがもらえます。参加者はあまりいなく、1万人ぐらいです。

なおエアドロとはさほど関係がなく、2万ドルぐらいのプールという感じになりますし、結構色々タスクがあり煩雑なのでそのままHelio プロトコルを使っていきまそう。一応ですが、Galxeのキャンペーンリンクをこの小段落の一番上に貼っています。

(OATを集めて一定数に達したら最終のプール抽選のメンバー入りができるというルール)




・Stakingなど

基本このプロトコルのエアドロはどれほどの資金を入れているかで決まると思います。私は1000ぐらい入れていますが自分自身が損しても受け入れられる程度の資金を入れるといいと思います。


現在Borrow するのにマイナス金利になっていますが、将来的に変更する可能性もありますので、下記のPancakeでスワップしてHAYをゲットしましょう。

Pancake




Stake HAY


続いて私はこちらのStakeHAY の箇所に自分のHAYを入れています。こちらはHay の資金を使ってリキッドステーキングに入れ、APRをこのプールに還元しているという形です。


ApproveしてStakeしてください。

これで完了したことになります。


取り出したい時はこちらのUnstakeをクリックし、取り出したい額を選択すれば完了です。


あまりこちらの資金を使う予定ない場合は1ヶ月ぐらいのスパーンを目安に入れるといいとおもいます。入れてすぐ取り出すのはあまり意味ないです。

今回のルートはただ一つの目安であって、こちらのStakingのAPRも相当低いです。もっとAPRを追求したい方はUNIでUSDTとHAYのLPをするのもいいじゃないかなと思います。PancakeはBNBのエコシステム最大なDEXであり、しかもステーブルペアなので無常損失(IL)のリスクもなく、APRもこれと比べると高いですが、このプラットフォームでのTxが欲しかったのでStakingにしています!






コメント