Optimism Airdrop分析

 Optimism Airdrop分析

最初編集日2/13


▸概要

Optimismは2/10で第二回目のエアドロを行いましたが、今回はエアドロ狙いのエアドロ農民(Airdrop farmer)やシビルアタック対策をとっていない代わりに非常に額が少なく、デリゲートを参加していない方からしたらガス代に負けてるのではないかと思われます。

実際、今回のエアドロに使われた額はエアドロ用OPの0.27%しか達していなく、チェーン上にもポジティブなファイナンシャル反応を起こせなかったようです。

エアドロ用OPは残り13.73%残っています。一気に配布する可能性はほぼないので何回かに分けて分配されると思います。

なので今回のエアドロを分析し、より良く次回のエアドロにつなげたいと思います。


▸エアドロ要件・基礎的な分配

1.デリゲートでOPをデリゲートした日×額

デリゲーションとはvoting powerを内蔵している$OPをある代表に預けて、その代表が自分の代わりにOPチェーンのガバナンスをすることです。

自分でガバナンスをすることは、もちろんできます(よって自分にデリゲートもできます)が、時間のかかる事なので、間接民主制のように国会議員のような人に自分のOPを預け、その人達に任せるということです。

このプロセスを通してOPは一切なくならず、預けたものは内蔵されているvoting powerだけです。

OPチェーンのガバナンスは非常に重要視されており、今回で利益出せた人は元から多くのOPをすでに所持し、それをデリゲートした人のみと思われます。

デリゲーションを通して最大5000$OPのエアドロがあります。


2. OPチェーン上でのガス代の消費

ガス代を支払ったことはあるブロックチェーンの安定、安全に貢献したことや、アクティブなユーザということが証明されます。

二度のエアドロはいずれもこれらにエアドロしていますが、今回の詳細は6.1ドル以上のETHをガス代として使った人にガス代の80%を返還するという形のエアドロになります。





▸エアドロ要件・ボーナス分配

1. 20OP以上を使ってsnapshotでガバナンス投票した人

2. 54,367以上の$OPをあらかじめ所持し続けてきた人(持っている量×所持日時)

3. 6か月間の間、毎月OPチェーン上のappとトランザクションを残した人

4. ガス代を20ドル以上使用した人


以上の4つの要件をクリアした数×基礎的な分配で得るはずの$OP で計算されます。




▸サマリー

以上からわかるように少額で大量のエアドロを獲得しようとするのは困難であります。

このため自分自身で複数垢をやるのであれば、20以上のアカウントを手の回せないほどタスクをやり続けるのではなく、アカウントたちを、重点的に育てるアカウントおよびそれ以外のアカウントの二種類に分類し、やる事を明確にした方がいいです。

もしsnapshotをあまり使わない方であれば今からでもOPに限らず、大きいProjectのガバナンス投票に参加しましょう。

OP Stackを知ること(OPの将来を左右するもの。複数のブロックチェーンが独立して存在するのではなく、OPのこの技術を使って違うチェーンでありながら整合性の高い「Super chain」を作る事が最終ゴール。現在は非常に初期段階。)



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