Rage Trade (GMX,GLP)
Rage Trade
編集日 7/11
▸まず初めに
▸GMX
・GMXとRage Tradeの関係
Rage tradeはArbitrumチェーンに基づく先物取引（Perpetual、少し先物取引とは違いますが概ね似たようなもの、期限切れのない先物取引）を行うDEX、GMXのGLPトークンのヘッジとしての人気が高いです。独自トークン確定済み、エアドロに関しては不確定ですが可能性は高いと思います。
下記のスクショはDefillamaによる統計ですが、わかる通り、GLPの金庫（Vaults）が解禁されてからTVLが爆増しています。
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| https://defillama.com/protocol/rage-trade |
Rage tradeのイメージはGMXエコシステムの上にあるレゴです。そのためGMXを理解する必要があります。GMXは非常に有名ですが、なかなか説明する機会がなかったのでここで一緒に説明しておきます。
・GMXとは
先物取引を行うDEX、ArbitrumチェーンでTVLという面で見るとダントツで一位です。DyDxに続き、収益が全チェーンにおいて２位のものになります。
だいたいの先物取引であるとロングする人とショートする人がお互いの敵であり、ショートの人が損した金がロングする人に行き、ロングの人が負けると全く逆のことが起きます。プロトコルはここで手数料を徴収して収益が得られます。
しかしGMXの仕組みでは long vs shortではなく「 GMXのLP vs トレーダー」という形になっています。
つまりGLPが流動性を提供し、その流動性を使ってトレード需要のある人はトレードをします。もしトレーダーが利益を上げた場合（ショートで勝っても、ロングで勝っても）はGLPのプールから資金が出てペイアウトが行われます。
これと逆でトレーダーが負けた場合、デポジットした資金がGLPのプールに行き、LPの利益になり、それなりにAPRも上昇します。
GLPトークンはGMXで取引できる全てのトークンで構成されたものになり、いつでも構成トークンに変えることができます。GLPになりたければGMXで支持しているトークンのいずれかを購入すれだけで大丈夫です。つまり何か資産をロックアップする必要がなく、普通のプールと違ってImpermanent Loss（二種類のトークンしかないスワッププールで主に生じるロス、二つのトークンが大量のスワップ後に割合が変わってしまい、もらえる額が入れた時よりも小さく、LPするよりそのまま所持していた方が結局儲かるということです。）も生じません。（※リスクは普通のプールより低いですがノーリスクというわけではありません）
現在GLP購入を支持しているトークンは以下の通りです。
先述の通り、GLPのAPRはトレーダーの多さ、PNL（勝ち負け）によって決定されるのでAPRは一定ではないですが、現在は約8％になります。下記のスクショのようにGLPをこれ以上持ち続けたくない場合はいつでも自分の所持しているトークンを売って退出することが可能になります。
・GLPのリスク
▸Rage Tradeの解決策
https://www.theblockbeats.info/news/33838
https://www.rootdata.com/Projects/detail/Rage%20Trade?k=NTgyMg%3D%3D
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