Wormhole シビルレポート

 Wormhole シビルレポート

編集日 3/12


▸概要

https://wormhole.com/from-eligibility-to-sybil-detection-a-deep-dive-into-wormholes-multichain-airdrop/

いつも通り、オフィシャルのシビルレポートを日本語にして、それを超えるほどのシビルになりましょうというモチベでこういうものを書いています。今回のワームホールは結構独特だが、納得できるような排除の仕方をしております。


▸種類1

下記のスクショの通りで、何回言っているか忘れるほど言っているのですが、メタマスクA→B→Cなどの送金は絶対にやめましょう。これは一番排除されやすいもので論外です。





▸種類2

正しい送金方法は取引所から送金することですが、送金すると、オンチェーン上では違いが確かに見えなくなりますが、すぐに同一行為を同一時間でやると排除される恐れがあります。

どういうことかというと、AさんはElixir を触ろうと思っています。であれば資金が必要、シビルとして排除されるのは嫌なので、全部取引所から送金。

ガス代はETHなので、ETH を大金送金してUSDCにスワップしてからElixirに入れようと思っております。

なので、Aさんは11時で10垢分のETHを10分以内で全部同じ取引所から送金し、10分以内で全部同じチェーンでETH→USDCへスワップし、その後全部Elixirに入れました。

上述のことであれば、同時に3つの同じ行動をしていますので、これであれば冤罪の可能性も少なく、適切にシビルを排除できることになります。

対策も簡単で、やる時間をずらせばいいです。

全部CEXアから送金するのではなく、バラバラの時間でアイウエオの取引所から送金すれば余計にPJ 側から見れば違う人のように見えます。



▸種類3

スパムTx行為。下記のスクショではWormhole側がExtremelyという単語に線を引いてることをみてください。つまり本当に短時間で明らかに合理的に考えて不必要な行動をしている人たちを排除しています。

BNBチェーンとARBチェーンの間で10数回の送り返しを10分以内でやり続けることや、チェーンA→チェーンB→チェーンCのように電車式の無意味送金が排除対象になります。

これはマルチチェーンプロトコルならでの排除ですね。




▸イノベーション

今回で新しいものはマルチチェーンIDという新概念が提唱されたことかと思いますね。EVMチェーンであれば全部同じメタマスクのアドレスですが、Sui、Apotos、Solanaなどでは違うアドレスになります。

そのアドレスを統合して全部一人の人としてみなすことになっています。

つまり、Aptos→Sui→EVMにブリッジした人は3つのエアドロではなく1個のエアドロになります。

しかし換言すれば、アドレスに送金履歴が残ってないと、2人としてみなされることになります。

Aptos→Sui 
EVM→Solana

のようなお互い独立したブリッジをした一人のユーザーではあるが、履歴残っていませんので、二人とみなして、エアドロも x2ということになりますね。




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